第4回防災対策隊研修会 研修ツアー

報告恵み野北町内会

 10月22日(日)、 "「そなえーる」で防災スキルを体験しょう!!" をテーマに、防災対策隊研修ツアーが開催されました。少し肌寒い感じがする日でしたが、隊員他29名の方々が元気に研修に参加して下さいました。

 「そなえーる」は、平成30年以来の訪問です。開館時間前に到着し、施設をバックに全員で記念撮影後、いよいよ施設へ入館です。館内を説明する女性の方が和やかに迎えてくれました。
 この施設では、災害を「学ぶ・体験する・備える」をキーワードに、いろいろな災害の擬似体験をしながら、防災に関する知識や災害が発生したときの行動を学ぶことが出来ます。
 展示施設には、災害学習、通報体験、予防実験、防災情報検索、煙避難体験、避難器具体験、地震体験の各コーナーが用意されています。その他に、展示されたパネル等を順次見て学ぶというものです。実際に体験したのは、地震体験と煙避難体験でした。
 地震体験では、震度1から順に数値を上げて揺れを体験し、その後半では東日本大震災と胆振東部地震を模擬的に体験することが出来ました。大きな揺れが来るとしっかりと支柱にしがみつき、一様ではない揺れの怖さを体感することが出来ました。
 煙避難体験では、真っ暗な部屋を避難する時、出口が解らず少し「ヒヤリ」としました。

 一通り見学や体験が終わった後、係の女性から「今日の地震体験では、周りが明るく、体を支える支柱が目の前にあり、揺れの強さや時間が事前に察知出来ましたが、地震はいつくるか解りません。煙避難も、実際は煙だけではなく、火、熱、臭気、有毒ガスが伴うことがあります。」という説明がありました。そして、備えに大切なことは、日頃から家族で防災の話し合いとのことでした。思わず平成30年9月6日のマグニチュード6.7 最大震度7の胆振東部地震でのブラックアウトの事が思い出され、防災の大切さを再確認させられました。