防災対策隊 第5回研修会

報告恵み野北町内会

 令和5年度最後の研修会が、12月3日(日)13時15分から会員31名が参加し、北町内会と旭小学校で行われました。研修予定は旭小学校を対象とした『避難所運営マニュアル』による研修でしたが、策定途中のため、「旭小学校で検討されている避難スペースをみる」に変更しました。

 北会館では、『恵庭市避難所運営マニュアル』で示されている「避難所で確保することが望ましい部屋・場所」に目を通し、避難所のイメージ作りに努めました。続いて、谷口地域防災マネージャ-から、試案として検討されている旭小学校の見取り図が配布されました。

 旭小学校では、浅利教頭先生が出迎え、避難場所(居住スペース)、使用可能なところ、使用が出来ないところなど、校内を巡りながら順に説明されました。災害の程度にもよりますが、基本は、学校の機能と避難所機能との併用で検討されています。そのため、生徒との動線や避難者の生活空間の維持にも配慮され、限りあるスペースを有効利用するための工夫について説明がありました。

 隊員から何名程度収容可能なのかという質問があり、「一時的には340名程度可能だが、余裕を持った生活空間を想定すると、150名程度」という谷口地域防災マネージャ-からのお答えでした。対象となる東町内会、北町内会の人口から比較すると僅かな人数しか収容できません。

 今回の研修では、避難所の運営も大切だが、それぞれの自宅で災害に耐える備えと工夫が必要 と、強く感じられました。