「子ども回覧板」について

報告黄金中央町内会

黄金中央町内会では、6月1日より「子ども回覧板」をスタートさせました。

この取り組みは、昨秋に実施した町内会子ども育成部事業の反省からのもので参加募集の方法に問題があり情報提供の効果が表れず参加定数に満たないという課題が残りました。
募集は回覧板での告知とチラシ配布二つの方法で実施しましたが会員は情報提供された内容について興味が薄く子どもたちへの伝達も不十分な状況でした。回覧した事業の内容文に工夫が足りず宣伝効果が得られない事実もあります。全ての会員に回覧され閲読されているのに子どもには伝わらない。何か改善策をと考えるなか「子どもは回覧板が読めているのか?」という問題に直面しました。全て大人の目線と言葉で表現している文章を子どもが読めて理解できる訳がない。ならば子どもが読めるものを作ろうと見本を作製し一部の地域で検証し問題・課題解決に取り組み10カ月の準備期間を得て町内会への承認を頂き創刊号の発刊に至りました。今、子どもたちは文教大サポーターの支援を受け情報の必要性・伝達・共有を学びながら自分の目線で取材をして自分の言葉で表現し情報が伝わる回覧板作成に取り組んでいます。「子ども回覧板」が家族や友達、地域の方とのコミュニケーションを深めるとともに町内の事業紹介だけではなく地域の情報発信ができるアイテムに発展していければと期待をしています。

黄金中央町内会「子ども回覧版」