第1回楽遊会「土田英順チェロコンサート」
報告恵み野北町内会
ネットワーク夢では10月13日(土)、JikeiレストランMEGUMINOにチェリスト土田英順さんをお招きして、震災復興支援チャリティコンサートを開催しました。
土田さんは、東日本大震災の発災後、愛器チェロを抱えながら東北各地を被災者激励の旅をつづけておられて、自ら「じいたん基金」を設け、ご自分のCDや著書などの売り上げでボランティア活動。 今月訪れる東北の小学校では児童全員にハーモニカのプレゼントなど、合せて343回目の"みちのく訪問"とのことです。
今回も熱烈なファンを含め49名の方々が来てくださいました。
土田さんは、ヨーロッパ三国のアベマリアの聴き比べから、チェロでは表現がむずかしいオペラのアリア、またおなじみの"白鳥"など魂をゆさぶる低音のひびき、そして曲を挟んで随所に被災地で体感されたエピソードなどを披露され、チェロの音色とはまったく違う感動をおぼえました。
そして、震災から7年もたった今も、故郷に帰りたくてもいろいろの条件が障害となり、帰ることが出来ない現実があることを訴えられたことが大変印象的でした。