恵み野北町内会防災対策隊 第1回研修会

報告恵み野北町内会

 4月10日(日)13時から北町内会館にて、令和4年度第1回研修会が開催されました。
 昨年は代表者による研修会でしたが、各丁目隊員間の意見交換を考慮し、北1~3丁目と北4~7丁目の二回に分けて行い38名が出席しました。

 防災対策隊の活動は、隊員の研修と町内の見回りです。 第1回研修会は、隊員や組織の動向把握、研修計画や見回り活動の検討を行っています。 隊員の動向では、61名から55名に減少しました。 丁目によって隊員が少ないのが悩みです。 見回り活動では、丁目部長の要請によって本部員が加わることにしました。

 また、救急救護部活動は、避難所運営マニュアルの策定後、活動の位置づけを整理する事としました。

 今年度の研修計画では、近年実施されていない防災施設研修ツアーを予定しています。 これは、隊員ばかりではなく北町内会一般会員の参加も募集します。 ツアー先の札幌市民防災センターは、9月からリニューアル工事のため受け入れ中止になります。 そのため、急遽8月上旬で計画しました。 コロナの感染状況によって、受け入れ人数の変更があった場合、研修ツアーの見直しがあるかもしれません。

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3.その他
① 避難行動要支援者の現況把握とサポート体制を検証 (福祉部、民生委員、対策隊員との連携)
② 防災資機材の点検及び備品の購入

【 見回り活動について 】
 見回り活動は、地域の防犯・防災への啓発活動(安全)と高齢者独居宅を中心に行う声かけ訪問(安心)です。 いざというときの安否確認、避難誘導・支援等も活動範囲に捉えています。 個別訪問は、その関係作りの基礎となります。 不安要素としては、見回り活動をしている隊員も被災者になるかもしれません。 身近な丁目毎の避難誘導を考えた場合、隊員の少ない丁目は問題を抱えています。

 昨年は、コロナウイルス感染への不安から見回り活動を控えた例や、ソーシャルディスタンスを意識しインターホンを介した訪問など、互いに配慮した見回り活動が行われ、丁目によって活動が異なりました。 今年度の総会(書面)では、ある区長さんから独居の方がお亡くなりになり、親族等への連絡先把握についての事例報告がありました。 民生委員の方からは、利用している「緊急 連絡カード」の紹介もありました。 この活動には、民生委員、福祉部会の役員も防災対策隊員として参加しています。

短い時間でしたがいろいろな課題を検討しながら研修会を終えました。 今年度の見回り活動は4月、5月から始めます。 おそろいの防災対策隊のジャンバーを見かけましたら、お気軽にお声をおかけ下さい。

 隊員だけの活動ではなく、日頃の近所のお付きあいの延長に見回り活動が行われています。 

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