【今年の冬を振り返って】(令和4年11月~令和5年3月)

報告清水 為一

202304shi.jpg

季節のまとめ(令和4年11月~令和5年3月)をお知らせいたします。

この冬は、3月の高温が特徴だった。昨年は、2月の記録的大雪が特徴であったが、今冬は日降雪量の最大が1月16日の26センチと少なかった。また、11月から3月までの降雪量の合計は、令和3年から4年は487センチであったが令和4年から5年は328センチと約7割にとどまった。
また今冬は、寒気が南下しても規模が小さくかつ長続きしないのが特徴であった。これは偏西風が北に偏り、日本列島への寒気の南下を阻んだことによる。
数年前からラニーニャ減少が続いているが、この影響は北海道では顕著ではないとされている。
しかし、気象にはまだまだ解明されていないことが多くあるので、近視眼的な物の見方は避けたいものである。

詳しくはPDFをご覧ください。