いよいよ19日後は本番(=大晦日)のそば打ちとなります。会員の中には知人等60人前の年越そばを振る舞うという方もおられるようです。
こちらの会員さんは持ち込みそば粉を使ってそばを作っております。粉が違うと水加減は変わります。ただはっきり言えることは、そば粉を砂粒状にできる最大限の水を1回目に入れるのがコツです。(当会では初心者に用意した水の60%位とお教えしていますが、熟練者となるとそこは自分で考えます。)
この水回しの良し悪しで製品の80%は決まるといっても過言ではありません。
熟練さんだと丸だし工程はきちんとした丸を形状することができます。
丸の形状の崩れを修正する方法を会長からレクチャーされております。直線になった部分をいじって何とか丸くするのではなく周囲から寄せ集めて修正していくのがポイントです。
麺体の端部分を直線にする方法を教わっております。近くで打っていたはずでしたが、近寄って教えあっている光景はすばらしい。
自分の経験した技術を他人に教えることは自分の技術向上にもつながります。そば打ちは個人戦の様相を呈していると思いますが、それは営業でそば打ちをしている店主で、こういう仲間のいる会は相互に教えあっているので団体戦かなと思います。