3月に全麺協の素人そば打ち段位認定会で3段を受験される方です。昨年はコロナ禍で試験そのものが中止、いつ試験ができるのかわからないといった宙ぶらりん状態で1年を過ごされました。そんな中、折れない精神力で乗り越えられました。その精神力は見習いたいと思います。話は変わりますが会員各位に連絡事項です。①全麺協段位認定者で段位を維持される場合は2月・3月中に全麺協に対し登録料2,000円の年会費を納めて頂きます。ご持参ください。(ちなみに当会の年会費は4月です。)②令和3年4月~令和5年3月迄の役員選出について、コロナ禍で一堂に会することができないため、アンケートで皆さんのご意見を伺いたくアンケート用紙を例会場で配布しております。ご回答に協力いただければと思います。
4つ出しの指導をうけている会員さんです。その全段階で真円を作ってから4つ出しという工程ができるのですが、丸のものが四角くなるメカニズムにいつも驚きます。
そば打ちを見ていると棒を使って伸ばすという印象をお持ちの方が多いと思います。実は棒を使う工程は少なく手作業が多いです。こちらの会員さんがしている丸だしという工程を大きめに均一な厚さにすることで後の工程が楽になります。
今日の例会は指導者が多く、普段はなかなかじっくり聞くことができない作業をゆっくり教えてもらうことができたので初心者の方には勉強になったのではないでしょうか?
こちらの会員さんは1回目の加水が多くなり、よりをかけてばらしています。この手打ちそばは、早く塊が出来れば良いというものではなく砂粒→小豆大→小石というように徐々に塊を大きくしていくのが大事です。なぜそうするかというと、先人の教えに「粉一粒に水一滴」という言葉があるとおり全部の粉に1滴ずつ水を与えることで粉っぽさがないそばを作るためです。またそういうそばは茹でた時に切れないそばとなります。