令和4年11月#2研修会

報告恵庭手打ちそばの会

当会研修会は、挨拶の後一斉に皆でそば打ちを行い研修しております。一人でそば打ちができるまで先輩の先生が教えております。道具についても当会でレンタル(会員無料)しております。始めたいけど道具がねぇ~という方ご心配いりませんので是非入会してみませんか?

写真は手の粉を取っています。初心者にありがちな作業として、急ぐあまり指先についた粉塊を取らないで次の作業へと進む方がおります。ここは粉塊の熟成(=水が粉の内部に浸透する)時間と割り切って丁寧に指先をきれいにしましょう。 また、そば台の規格は高さ75cmとなっており、台に真っすぐ立って腕を伸ばして指先が付くくらいが理想の高さとなります。低ければ踏み台を用意することも必要となります。

水の加減を先輩指導者に聞いております。目で見て状態が確認できるまで繰り返し打つしかないのが回答です。指導者の「じゃ次入れて」は初心者で始めたばかりの人対象です。何度も失敗しながら自分で決めるのがそば打ちの醍醐味だと思います。

丸出しは、丸を作るのに苦慮することの着眼点に目が行きがちですが多少のいびつな形でも良いと思います。肝要は厚みを揃えることです。

手のしの技法を教わっております。麺体に手の跡を付けないで効率よく広げる方法を模索しましょう。

熟練者ともなると麺線がきちんと揃います。あと厚みもそろってきます。そうすることで切り作業の時切りそろえられた麺ができ、茹でもばらつきのないものが出来上がります。

今日の研修会も12台で賄えないくらいの参加者がおり、早く打った会員さんが壁で切り作業を行ってもらっております。久々に会で打ったとのことですが、体に染みついた技量は衰えていませんね。素晴らしい。