令和5年2月#2研修会

報告恵庭手打ちそばの会

コロナ禍から早3年目の春を迎えることととなりましたが、本日は会員さんの日程が合ったのか直近3年に無いほどの出席者でした。予定時刻に終われるのかなと思いましたが、会員相互の協力の下無事に時間内に終えることができました。

こちらの会員さんはそば打ち段位認定会に挑戦されるとのことで黙々と自身の課題に取り組んでおられました。

先述した通り出席会員が多かったので、久々に2組目は窓際にて水回しを行って頂きました。

またのし作業はどうしてものし台が必要なので、のし作業が早く終わった会員さんはのし台を空けて切り作業を壁際にて行い効率的な打ち台の利用を心がけております。

のし作業は一見単純作業に見えますが、難しい作業の一つです。麺体の端(=際)だけ見て「うん、良い厚みだ。」と思っていざ畳んでみると厚い部分と薄い部分が混在していることがあります。麺体全体で判断しなければならない点が重要です。ここをおろそかにするといくら同じストロークで切っていても麺の太い細いのばらつきが生じ、切りが下手なのか?と落ち込んでしまいがちです。そうではなくまずは自身の麺体の厚さがすべて均一になっているかを確認しましょう。

包丁の切り方は滑らせると言いますが、そば包丁は普通の料理包丁よりかなり重いです。ぐらつきで手を切る危険性を減らすために写真のようにこま板の枕(=角材となっている部分)から少し離れたところを抑えましょう。

上位段の指導者より、麺棒を細かく動かすのではなく大きくゆったりとしたストリークでのすよう手ほどきを受けております。