第33回MOA美術館恵庭児童作品展
第33回MOA美術館恵庭児童作品展WEB展示会開催挨拶
MOA美術館恵庭児童作品展
実行委員長 長谷 文子
第33回MOA美術館恵庭児童作品展の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。
この作品展は、日頃子どもたちの創作活動を奨励することで、「生命を尊ぶ心」「心豊かな人間の育成」を目的としてスタートをした事業で、恵庭市では今年33回目を迎えました。昨今のコロナ感染症の影響により、これまでとは異なる形での開催となりましたが、今年の表彰式は密を避けるために工夫を凝らし、3部制にての開催の運びとなりました。
さて、今年は市内8校372点の作品の出展をいただき、特別賞7点を始めとする全36点の優秀な作品を選ばせていただいたところですが、応募いただいたすべての作品のどれも、子どもたちの素直な目で見た純粋な心で描き上げた甲乙つけがたい作品ばかりでありました。今年も素敵な作品の応募に感謝します。
終わりになりますが、この作品展への出展の依頼に深いご理解をいただきました各小学校の先生方、さらに開催に向けてご協力をいただいた関係各位にお礼を申し上げご挨拶といたします。
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講 評
恵庭市立恵庭小学校校長
今村 敏之
令和4年度のMOA美術館恵庭児童作品展には8つの小学校から372点の作品の参加がありました。集まった作品は、運動会の様子を表現した作品、風景を写生した作品、アルファベットを使った作品、卵から生まれるものを自由に想像した作品など、題材がバラエティに富んだものでした。また、グラデーションを使って色の変化を上手に表したり、クレヨンがなくなるほどしっかり濃く塗って色の鮮やかさを表したりした表現方法が目を惹きました。
このように題材や技法が多岐にわたっており、どれも子どもたちの力のこもった作品であったため、賞を選考がたいへん難航しました。
今回、賞を選考するにあたり、「この作品への想い」「人物の表情」「繊細な表現」を考慮に入れました。賞に選ばれた作品は、登場人物の楽しそうなそして力強い表情や、草花一つ一つの丁寧な描写が際立っています。
ぜひ、皆様に会場に足を運んでいただき、子どもたちの想いのつまった作品をご覧いただければ幸いです。最後になりますが、ご参加いただいた子どもたち、関係者の皆様に感謝申し上げ講評といたします。
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主催 MOA美術館(公益法人 岡田茂吉美術文化財団)・美しいまちづくり恵庭ネットワーク・MOA美術館恵庭児童作品展実行委員会
後援 文部科学省・外務省・農林水産省・厚生労働省・環境省・日本ユネスコ国内委員会・公益社団法人日本PTA全国協議会・公益社団法人全国子ども会連合会・公益財団法人ボーイスカウト日本連盟・全国新聞社事業協議会・公益社団法人海外日系人協会・全国連合小学校長会恵庭市・恵庭市教育委員会・北海道新聞社千歳支局・恵庭市社会福祉協議会