恵み野北町内会防災対策隊 第2回研修会

報告恵み野北町内会

 6月15日(日)13時15分から北町内会館において、渡邉隊長以下隊員30名が出席し防災対策隊第2回研修会が開催されました。最初に、「AEDによる心肺蘇生法の訓練」を行いました。訓練には、サークル活動の代表者3名も加わり、北海道ハイテクノロジー専門学校(救急救命士学科)の1年生6名を講師に行われました。3グループに別れ、各グループ講師2名による模範演技に従って順次訓練を行いました。冒頭に、「恵み野で救急車を呼んだら到着まで何分かかると思いますか」という問いに、隊員から「約6分」という答えがありました。全国平均では約10分、「心肺停止から1分ごとに救命率は10%下がります。」という説明があり、素早く適切な応急手当の必要性が理解出来ました。
 意識と呼吸の確認、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方と、手順毎に代わり代わり救急蘇生法の訓練を行いました。もし、車道で発見したら、雨天だったらどうしますか、女性の胸骨圧迫のときどのような配慮が必要ですか、心臓マッサージの途中交代のタイミング、心臓マッサージの強さとリズム感、AEDパッドを貼るときの注意点など、改めて人の命を扱う緊張感が会館内に感じられます。毎回同じような訓練ですが、講師役の生徒の説明に工夫があり、新鮮な感じで研修することが出来ました。北会館には、AEDが設置されています。もしもの時、居合わせた人が適切な処置をできるよう毎年訓練を行います。
  続いて来月5日開催予定の親睦交流会防災コーナーの担当2名を選出し、簡単な展示内容の説明がありました。昨年に引き続き、洪水ハザードマップ(恵み野・島松)、樽前山噴火の被害想定範囲の図、緊急貯水槽写真等の掲示、発電機による携帯電話への充電と今回購入した投光器用三脚に投光器をセットし実演を予定しています。
 資材点検では、投光器用三脚の組み立て、発電機の稼働、投光器の接続、しばらく利用していなかったテントの部材確認も含めて設営手順を確認し研修会を終えました。
 今回は、保管していた被服等の貸与物品を、在庫限りで希望隊員に補充しました。貸与物品の整備は
今後の課題です。防災用具の点検、電池などの補充を随時おこなっていきます。

工藤先生、進行補助の2年生と講師の皆さん 

工藤先生から訓練の説明 

隊員の皆さん

1 落ち着いて助けを求めます 

2 胸骨圧迫、交代のタイミング 

3 AED取り扱いの説明

4 胸骨圧迫からAEDの準備へ 

テント組み立て、大丈夫